電気技術者の誰しもにまで、届けたい!電気使用安全月間 カフェジカ講習!!! | 電気主任技術者(電験)専門の職業紹介エージェント

ミズノワの電気通信 ピカリ!

ミズノワの電気通信 ピカリ!

電気技術者の誰しもにまで、届けたい!電気使用安全月間 カフェジカ講習!!!

  • イベントレポート
  • 2022.09.08



カフェジカ電気安全講習とは?

昨年、令和3年度に中部近畿産業保安監督部近畿支部内で生じた電気事故

『感電死亡事故』、『感電負傷事故』、『感電外負傷事故』、『波及事故』、『破損事故』

経済産業省 にて 毎年開催される「電気使用安全月間講習会

ここで使用される 資料 を 

「なんとか、カフェジカでの安全講習に使用させて頂けないでしょうか?!
どうも、初めまして、カフェジカと申します!!」

と、少し ビクビクしながらも 連絡を取らせて頂き、
あらためての自己紹介&今までの活動実績や資料のメールにて 数日ご検討を頂いたうえ

奇跡的に 使用許可 を頂き、

至宝の事故事例資料を握りしめ、
参加されるお客様にもお渡しし、
カフェジカでのリアル参加&リモート講習(ZOOM)という形でイベントを行いました!
(2022年8月27日)


カフェジカへお越しくださる方、7~8名、
リモート(ZOOM)でのご参加10数名程がご参加頂きました。
(興味のある方は、こちらにてアーカイブ版の視聴URLチケットの無料DLが可能です。

参加いただいた方の職業

カフェジカのイベントは、参加予約時にLINE公式にて、簡単なアンケートを毎回お聞きしております。

今回ご参加いただいた方の職業は

・学生
・電気管理技術者
・工場設備管理
・ビル管理
・太陽光発電主任技術者
・その他

という方々が集まってくださいました。

カフェジカにて参加された皆さんは現地で、ZOOMで参加の皆さんは チャット機能 にて、時折質問や会話を楽しみながら、離れた場所の皆さんも一体となって電気事故についての驚きや気付きを共有していきました。

全体のイベントの流れ

まずイベントの最初に、カフェジカオーナーの水島より、

「どのようなきっかけで今回のイベントに参加したか」

参加者の皆様から事前に募った回答を読み上げていきます。


それぞれの参加者の想いをスタッフや皆さんとで共有することで、
自分が考えてもいなかった角度から、興味のきっかけや気づきを手に入れることも多くあり、
これもカフェジカイベントでは定番の流れとなっています。

めちゃくちゃ分かりやすい経済産業省の資料

これ、文頭にも記載しましたが、昨年起きた実際の事故事例なんですよね。

1枚のページに、事故の概要・状況・原因・再発防止イラストが明記されていて、
本当に参考になる知見の塊、必ず見ておきたい資料 になっています。

自分も資料を手に入れたい!という方は、昨年分のものは下記のリンク内にありますので、
是非ご覧になってみて下さいね!

【中部近畿産業保安監督部近畿支部 電力安全課 資料】

https://www.safety-kinki.meti.go.jp/denryoku/2021/anzengekkan2021/


出た!あきら博士の事例実証の電気実験!

    

これ、なんだか分かりますか??

カフェジカでは、もはや お馴染み になりました。

『電気事故 実証実験

そう、毎年起こってしまう「つる草」による電気事故ですが、

今回は、

「つる草による感電負傷事故」です。

LBSにツタが接触していることを知らず、
除去しようとした技術者が感電したもの
 ですが、

これをカフェジカでは、VTで高圧環境を作り、
つる草に電圧を印加し、黒い手袋内にアースのクリップを繋ぎ、
実際に人の手で感電中のつる草に触れてしまった事象を確認するものです。

イベントに参加された方は、もくもくと煙があがる光景に、ただただ驚愕する様子でした。
(もちろんアーカイブ版のイベント動画内でも確認可能です)

つる草も、どこかに口があれば「俺、感電してるよー!」と言ってくれるのかもしれませんが、
残念ながらつる草は声を発せず、キュービクル内に侵入をして来たつる草を、
技術者はどうしても除去してしまいたくなります。

注意すべきは、活線状態では近接作業は行わない、
必ず停電環境にて作業をすることを癖付けたいものですね。

このような実証実験を他にも取り入れながら、イベントを進めて参ります。


電気技術者にとって、電気事故の事例は身を守る知識だけでなく、
電気保安の必要性を設置者や、運転者に対して説く本当に良い教材となります。


1人でも多くの方に、このような事例や講習に対する興味を持っていただき、
考察や再発防止を議論しあう機会が広まれば、
電気保安の業界ももっと明るいものになっていくように思います。

イベント事後アンケート

イベント終了後に参加者の皆さんにアンケートを取って参りました。
以下はその一部となります。

「講習前と後とで、日々の業務で活かせそうなことはありますか?」

・現場の電気技術者としての心構えや実務の現状など、今後の人生で活かせそうなポイントをたくさん学ばせていただきました。

・SOGの制御電源を確保してからPASを投入するという知見を得られた為、年次点検で活かして行きたい

・体験談を聞けたことで、緊急時には冷静に対応できるようことが重要だと思いました。

・ツタにより感電した例は今の現場において十分に発生する可能性があるので事前に知る事ができてよかったです。

・他の事例においても重要な事ばかりだったので点検の際に活かしていきたいです。

・年次/月次点検は早く(停電時間を短く)行うではなく、確実な作業を行うために落ち着いてゆっくり行う事が大事と言う内容に共感しました。

・今すぐに直接、業務に活かせることは出来ませんが、実物を見て感じて一番肝心な危険を回避するためには、どうすることが最善なのかを学ぶことが出来ました

・保護具(特に手袋)の重要性を認識しました

・蔓草の対処の仕方も注意します”

・実業務での安全意識がぐんと高まりました。

「カフェジカイベントに参加してみた印象はいかがでしたか?」

・電気に生きる様々な方と触れ合えて大変濃厚な時間でした。水島さんや講師の方も経験に即した見識が豊富で大変勉強になりました。こんな経験が無料で積ませていただけるのは幸甚の至りです。

・何回か参加させて頂いてるが、いつも違った顔ぶれなので、電気保安に興味を持ってる人が多いのであろうという印象を受ける

・ズームでも、実験での怖さを実感できました。

・講義も実験もとても楽しかったです。今後もイベントがあればぜひ参加させていただきたいです。

・今回は安全に関する内容でしたが、あきら先生の講義は良かったです。実験も面白かったです。

・とても勉強になりました

・試験勉強で用語だけは、頭に入ってもそれが何なのかが分からずじまいだったので参考になりましたし、今後もイベントがあれば是非参加したいです”

・わかりやすい説明とこちらからの質問にも丁寧に答えていただきとても良かったです。

・zoom参加の場合、気軽にのんびりと受講できるのが良いです。

・ツタに高電圧かかって地絡すると燃える事を初めて知りました。理屈で(理論的に)考えればそうなるのかもしれないけど、映像で見せられた方が印象に残ります。こういう実験はそれなりの設備がある所しかできないと思いますので、これからもカフェジカで持っている設備をフル活用していろいろな事故事例を再現してもらえると勉強になります。



「ここをもっと知りたかった!などご質問点やリクエストをご記入ください!」

・他の地区で発生した事故例もぜひ講習会をしていただきたいです。

・アーカイブでも何度も見返しさせて頂こうと思います。


上記が、イベントのあとに寄せられたお声になります。
地域や、所属先の垣根を越えた、技術者の繋がりをどんどん広めていけるよう、
これからも企画をして参ります。

次回のイベントもお楽しみに!!

【完全無料!!!】アーカイブ版の、ダウンロードは コチラ



最新2023年度のアーカイブはLINE公式で無料で配布中!

なお、最新2023年度版のイベントレポートはこちらとなります!

加えて2023年度版はLINE公式限定の無料特典!

ぜひこちらもご覧ください!