電気主任技術者ってどんな資格?仕事内容・年収・取得方法まで完全網羅!【電験転職情報①】
- 転職×電験
- 2023.11.17
~ 「電気主任技術者」という言葉を初めて知る方へ ~
いまや電気は当然、私たちの身の回りの環境を作っています。
その絶対に欠かせない電気を、日々使えるよう安全を保つための仕事があり、
『電気主任技術者』は、この仕事に就くために必要な国家資格です。
電気の安全を保つ者になるために、必要なパスポートといってもいいですね。
では、
・電気主任技術者というのはどのような資格なのでしょうか?
・電気主任技術者を取得後は具体的にどんな仕事を行えるのでしょうか?
・この資格はどうしたら取得することができるでしょう?
ここではその電気主任技術者について、役割や働き方、取得方法をご説明させていただきます。
電気主任技術者を少しでも気になった方はぜひ参考にしてみてください!
★この記事で分かること★
✅電気主任技術者について
✅電気主任技術者の仕事内容
✅電気主任技術者になる方法
✅電気主任技術者試験(電験)の概要
1|電気主任技術者とは
私たちが過ごす身の回りに、電気を使用するための設備(電気設備)があることで、各施設で電気を使うことができています。
その中でも、
電気を作り(発電)
電気を送り(送電)
電気を使いやすいよう変圧して(変電)
電気を配る(配電)設備があり
その電気を受ける(受電)する
上記のような電気設備全般が電気工作物です。
そして電気主任技術者は
『電気工作物の工事、維持、運用に関する保安の監督を行う者』
と電気事業法(※)で定められています。
(正確な文面は上記と表現が違います)
(※)電気事業法 … 1964年に電気事業をより良く運営するために規定された法律。この法律に基づいて電気主任技術者は保安監督をすることになる。
電気主任技術者は電気事業法に基づいて保安監督することが大きなポイントですね。
ちなみに電気主任技術者は保安の監督を行う者でもあり資格名でもあります!
1₋1 電気主任技術者の種類とその違い
各施設で取り扱う電気工作物はその施設が大きければ、電気の使用量も大きくなり、それに応じて受電(電力の供給を受けること)電圧の大きさも変わってきます。
電気主任技術者の資格は1種~3種に区分されており、どの資格を所有しているかによって保安監督できる電圧の範囲が異なります。
電気主任技術者の資格は1種が最も上位の資格となり、試験の難易度も恐ろしく難しい内容ですが、実際の現場の数も少なくなるのが現状です。
所持する資格によって扱える電気工作物や対象施設は、以下の表で詳しくチェックしてみてください。
保安監督できる電気工作物 | 対象施設の例 | |
---|---|---|
3種 | 電圧5万V未満の事業用電気工作物 (かつ出力5,000Kw未満の発電所) | 工場、ビル、コンビニ、 小規模太陽光発電設備 |
2種 | 電圧17万V未満の事業用電気工作物 | 大規模工場・ビル、発電所、変電所、 中規模の太陽光発電設備 |
1種 | すべての事業用電気工作物 | 大規模変電所、大型発電所 |
転職メインで考える方は1種はほとんど活用する場所がないですね。
なので、あとで説明する選任では2種、そして外部委託では3種までの取得で十分となります!
なお、電気工作物は大きく一般用電気工作物と事業用電気工作物に分かれます。
電気工作物 | |
一般電気工作物 | 事業用電気工作物 |
他から低圧の電圧(交流600V以下)を受電するなど、安全性が高い電気工作物 (一般家庭など) |
一般電気工作物以外の電気工作物 |
さらに、事業用電気工作物の中で一定規模以上の電気工作物(電気事業で用いられる電気工作物は除く)は、自家用電気工作物と呼ばれます。
(一定規模以下の場合は小規模事業用電気工作物と呼ばれます)
例えば、工場やビルなどのように高圧以上の電圧で受電している事業所等の電気工作物が、自家用電気工作物ですね。
電気主任技術者は事業用電気工作物の保安監督を行うため、電圧が大きい(交流においては600Vを超え7,000V以下の高圧、もしくは7,000Vを超える特別高圧の)電気工作物を扱うことになります。
2|電気主任技術者の仕事内容
続いて電気主任技術者の仕事内容を見ていきましょう。
その前にまず「選任」と「外部委託」について知っておく必要があります。
もともと電気事業法では、事業用電気工作物を設置する者(設置者)は、その保安監督を行う電気主任技術者を決めないといけません。
これを「選任」といい、選任された電気主任技術者はその施設での常駐が必要です。
一方、事業用電気工作物の中でも、高圧と呼ばれる6600V受電の電気工作物を設置している場合、選任の代わりに、一定の要件を満たしている法人や個人に保安監督の業務を委託することができます。
この制度を外部委託承認制度ということから、こちらの働き方を「外部委託」と呼ぶことがあります
どちらの立場で働くかによってその業務内容が変わってくるので注意が必要です。
必要な資格種類とともに見ていきましょう。
2-1 電気主任技術者の業務
まずは選任と外部委託に共通する電気主任技術者の基本の業務についてです。
電気主任技術者の業務は他にもありますが、中心の作業業務としては受変電設備の日常点検・月次点検・年次点検があげられます。
日常点検 | 運転中の電気設備を1日1回ほどの頻度で巡回し、目視などで異常がないか確認する点検 |
月次点検 | 運転中の電気設備を1カ月1回ほどの頻度で行う点検、測定や試験 |
年次点検 | 運転を停止した電気設備を1年に1回行う精密な点検、測定や試験 |
電気主任技術者が点検する受変電設備は、「高圧の電気を受け取る受電設備」「受け取った電気の電圧を下げる変電設備」の2つが内蔵された電気設備です。
また受変電設備は、キュービクルと言われる金属の箱に入っていることがほとんどです。
2-2 ・選任の仕事内容
選任の電気主任技術者は、1つの現場に常駐する必要があるので、電気主任技術者業務として受変電設備を見て点検する外観点検といった日常点検から、測定や試験といった月次点検を施設の運転中、つまり電気が流れている中で行います。
ただ、年に1回ほど施設の運転を停止して精密な点検、測定や試験を行う年次点検では、実際の作業は社外の業者を呼んで、電気主任技術者が監督をすることが多いです。
加えて、基本的には電気主任技術者としての業務量がとても少なく、それ以外の時間は主に施設管理業務を行いますので、常駐する施設によって行う業務は様々となります。
働き方 | 一つの現場に常駐 |
休日 | 土日休みの現場もある |
業務内容 | 受変電設備の日常(月次)点検、年次点検の監督、施設全体の管理業務が中心 |
必要な資格 | 3種または2種(1種を必要とする現場の数はあまりありません) |
2-3 ・外部委託の仕事内容
それに対して外部委託の場合は、受け持つ複数の高圧受変電設備に行って業務を行うことになります。
そこでは測定や試験といった月次点検を施設の運転中に行い、年に1回ほど施設の運転を停止して行う年次点検では、実際の作業を複数名で行います。
働き方 | さまざまな高圧受変電設備で業務を行う |
休日 | 月次点検は平日の日中に行うが、年次点検は土日祝・夜勤早朝勤務の場合が多い |
業務内容 | 受変電設備の試験点検業務(月次点検・年次点検)が中心 |
必要な資格 | 3種(採用には実務経験が必要な場合がほとんど) |
「選任」と「外部委託」のように、立場が違えば働く場所や業務内容が大きく異なります。ご興味がある働き方はどちらですか?
▼働き方について詳しく知りたい!▼
電気主任技術者の具体的な仕事内容とは?
~選任と外部委託それぞれの一日の流れも紹介!~
2-4 電気工事士との違い
電気主任技術者は、ときどき電気工事士と混同されることがあります。
名前が少し似ていますが、電気主任技術者と電気工事士の仕事内容は大きく異なります。
電気工事士はその名前の通り、一般住宅はもちろん、工場やビル、病院など色々な建物の屋内・屋外の電気工事を行い、対象は受変電設備に限りません。
電気主任技術者は、受変電設備工事の保安監督をすることはありますが、基本は高圧以上の電気工作物のある施設で、受変電設備の点検や試験および監督を行います。
施設を新しく作ったり改修したりする工事が必要なときは電気工事士が手を動かし、施設が出来上がっていて安全に稼働している状態では、受変電設備の保全のため電気主任技術者が点検に回っている、そんなイメージと言ったらよいかもです。
名前は少し似ていますが、仕事内容は大きく異なるため、最近電気主任技術者という資格を知った方は特に注意が必要ですね。
3|電気主任技術者の年収
もし、電気主任技術者に興味を持って働こうと思った時に気になるのが、年収ではないでしょうか。
電気主任技術者の資格の種類とご経験で年収は変わってきます。
例えば、電気主任技術者3種で未経験の場合は、年齢を問わず300万円台~400万円台からのスタートが多いです。
初めは年収が少ないと感じるかもしれません。
ただ、電気主任技術者の資格は、難易度が高い試験に合格して取得でき、専門職でもあることから、技術を身につければそこから。大きく年収アップすることはあり得ます。
【年収(転職1年目)のイメージ】
選任・外部委託共通
電験3種未経験者 | 300万円台~400万円台 |
電験3種経験者 | 400万円台~500万円台 |
電験2種未経験者(選任のみ) | 400万円台~500万円台 |
電験2種経験者(選任のみ) | 500万円台~600万円台 |
実務経歴あり(外部委託のみ) | 300万円台~600万円台(※) |
※ 電気管理技術者協会に所属する電気管理技術者は除く
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4|電気主任技術者になるための2つの方法
そしてここからは取得方法についてです。
電気主任技術者になるための方法は2種類あります。
電気主任技術者になるための方法
・試験
・認定
4-1 ・試験
電気主任技術者試験(略して電験)を受験して、資格を取得する方法です。
電験は誰でも受験ができる試験なので、未経験者が転職する場合や大人になってから資格を取ろうとした場合は試験での資格取得される方が多いです。
電験は、1種・2種・3種の3種類に分かれていて、難易度が違いますから、まずは3種に挑戦し、可能であれば2種に取り組むなどご自身に合わせたやり方で受験してみてください。
試験を使用しての資格取得については、以下で受験~資格取得までの流れを紹介しています。あわせてご覧ください!
4-2 ・認定
電気主任技術者の資格の取得方法は、もう一つ認定取得というやり方があります。
経済産業省が定める「認定校」を卒業し、実務経験を一定の年数積むことによって、試験を受けなくても電気主任技術者の資格を取得することが可能になります。
認定校は、高等専門学校や工業高校などが対象とされています。
大学の工学部など、より専門的な内容を学んでいる場合は、超難関資格である第1種の認定を受けることもありえます。
▶認定校一はこちら!
※対象学部や学科などは別途経済産業省さんへお問い合わせが必要となります
4-3 認定と実務経験
これまでによく出てきた実務経験という言葉。
実務経験は電気主任技術者に関わる方にとっては重要な経験となります。
実務経験とはどんな経験かというと(一部例外を除いています)
・3種は500V、2種は10kV、1種は50kV以上の電気工作物(発電設備、変電設備、送電設備、配電設備、給電・遠隔制御等の設備、需要設備)において
・工事、維持、運用の業務及び監督する業務
となり、要は資格をお持ちでない場合は、電気主任技術者の下で電気主任技術者業務を行っているかどうかになります。
この経験を卒業した認定校と取得する資格によって決められた年数積むことによって、電気主任技術者を認定取得することができるのです。
▼認定取得について詳しく知りたい!▼
電気主任技術者の認定取得の方法 ~認定校・実務経験・流れについて解説!~
5|電気主任技術者試験(電験)の概要
電気主任技術者になるための試験「電験」は、電気業界の中でも難易度の高い試験…
ここからは、電験の基本的な試験概要や、試験問題の出題範囲を確認していきましょう。
5-1 受験・応募資格
電気主任技術者試験には応募資格はなく、誰でも受験可能な国家資格というのは大きな魅力です。
電験には1種、2種、3種の3種類があり、試験の種類によって試験日や出題範囲、難易度が異なります。
申込期間などもあわせて紹介させて頂きます。
2024年(令和6年)度
1種及び2種 | 3種 (上期) |
3種 (下期) |
||
応募 資格 |
誰でも受験可能 | |||
応募 方法 |
インターネットまたは 郵送による書面申込 |
|||
受験 |
ネット申込 | 13,800円(税込) | 7,700円(税込) | |
書面 申込 |
14,200円(税込) | 8,100円(税込) | ||
申込期間 | 5/20(月)~6/6(木) | 11/11(月)~11/28(木) |
電験は、インターネットと書面の2種類の申込方法があります。
それぞれ受験手数料が異なり、書面の場合は、顔写真を張り付けた受験申込書に必要事項を記入して、電気技術者試験センター宛てに郵送する必要があります。
支払方法もゆうちょ銀行への振込みのみとなっているので、手数料も安く4つの支払い方法があるネット申し込みの方が手軽になっています。
実際に申し込み手続きを進める際は、一般財団法人電気技術者試験センターが公開している情報をチェックして申し込み・支払い手続きを行って下さい。
電気技術者試験センター 受験申込方法・受験手数料の支払方法
また、2022年度より3種のみ(下期)ができ、年に2回試験を受けることができるようになりました。
受験回数も踏まえて試験対策を行う方が増えている状況です。
5-2 試験日時
試験日程はだいたい毎年決まっており、
・3種上期試験
⇒8月の第3日曜日
・1種2種
⇒その前日の8月第3土曜日
・3種下期
⇒3月の第4日曜日
です。
(2024年は1種2種の試験日が日曜日になりました!)
通常、受験希望者は指定の試験会場に行き、筆記試験を受けます。
しかし、この試験会場は関西地区、関東地区、のように試験地を選ぶことはできますが、何県のどこの会場かまでを選択できません。
一方で、2023年度試験より、電験3種を対象に、新たにCBT方式の試験がスタートしました。
CBT方式とは、「Computer Based Testing」方式の略称です。
従来の筆記とは異なり、CBT試験会場にあるコンピューター上で受ける試験方式です。
CBT方式に対応する試験会場は全国各地にあるため、わざわざ遠い受験会場まで行かなくても受験できるというメリットがあります。
さらに、試験日時を選択可能であり、指定の期間内から希望する日時を選んで受験ができます。
ただし、CBT方式で受験する場合、筆記試験の日程より1ヵ月近く前倒しされた日程での開催となるので、計画的な試験勉強がより必要になってきます。
2023年(令和5年)度
1種及び2種 | 3種(上期) | 3種(下期) | ||
試験日 | CBT | ー | 7/6(木)~7/30(日) | 2024/2/1(木)~2/25(日) |
筆記 | 8/19(土) | 8/20(日) | 2024/3/24(日) | |
(一次)Web合格発表 | 9/4(月) | 9/4(月) | 2024/4/8(月) | |
二次試験 | 11/12(日) | ー | ー | |
二次Web合格発表 | 2024/1/26(金) | ー | ー | |
通知書の発送 | 2024/2/2(金) | 10/2(月) | 2024/4/19(金) | |
免状交付 | 申請からおよそ2ヶ月 |
2024年(令和6年)度
1種及び2種 | 3種(上期) | 3種(下期) | ||
試験日 | CBT | ー | 7/4(木)~7/28(日) | 2025/2/6(木)~3/2(日) |
筆記 | 8/18(日) | 8/18(日) | 2025/3/23(日) | |
(一次)Web合格発表 | 9月上旬の予想 | 9月上旬の予想 | 2025/4下旬の予想 | |
二次試験 | 11/10(日) | ー | ー | |
二次Web合格発表 | 2025年1月末予想 | ー | ー | |
通知書の発送 | 2025/4下旬の予想 | |||
免状交付 | 申請からおよそ2ヶ月 |
3種および2種一次と1種一次の合格発表は、筆記試験実施日からおよそ2週間程度で、2種二次と1種二次の合格発表は、2カ月半後に発表されます。
合格者検索がWeb上ででき、それからさらに10日程度で合格通知が発送されます。
そして晴れて電験に合格したら、電気主任技術者の免状の取得です。
免状交付を申請する書類は、合格通知とあわせて郵送されて来るので、合格通知が届いたらきちんと内容を確認する必要があります。
必要事項を記入して電気技術者試験センターへ提出すると、2ヵ月程度で電気主任技術者の免状交付が受けられます。
転職を考えられている方は、合格発表時に動き出すことも多いですが、3種の場合、自己採点が60点を大きく上回っていれば合格見込みとして活動し始めることも可能です。
転職をされるのであれば、早めに動くのがおすすめですね!
5-3 試験の内容
最後に肝心の電験の内容を見ていきましょう。
出題内容は、電気の基礎知識や計算能力を問う問題で構成されています。
電験1種~3種まで、問題は基本的に以下の4つの分野から出題されます。
出題範囲
・理論
・電力
・機械
・法規
<電験1種・2種(一次試験)電験3種>
● 理論
・電気理論
・電子理論
・電気計測及び電子計測に関するもの
1種一次 | A問題 4題 B問題 2題 |
2種一次 | A問題 4題 B問題 3題 ※ |
3種 | A問題 14題 B問題 3題 ※ |
● 電力
・発電所
・蓄電所及び変電所の設計及び運転
・送電線路及び配電線路(屋内配線を含む。)の設計及び運用並びに電気材料に関するもの
1種一次 | A問題 4題 B問題 2題 |
2種一次 | A問題 4題 B問題 3題 |
3種 | A問題 14題 B問題 3題 |
● 機械
・電気機器
・パワーエレクトロニクス
・電動機応用
・照明
・電熱
・電気化学
・電気加工
・自動制御
・メカトロニクス並びに電力システムに関する情報伝送及び処理に関するもの
1種一次 | A問題 4題 B問題 2題 |
2種一次 | A問題 4題 B問題 3題 ※ |
3種 | A問題 14題 B問題 3題 ※ |
● 法規
・電気法規(保安に関するものに限る。)及び電気施設管理に関するもの
1種一次 | A問題 4題 B問題 2題 |
2種一次 | A問題 4題 B問題 3題 |
3種 | A問題 10題 B問題 3題 |
引用・参考:電気技術者試験センター
3種受験案内 2種・1種受験案内
電験1種一次・2種一次・3種の分野は同じですが、難易度はもちろん選択肢の形式も違っています。
過去問や参考書も見ながら、傾向をつかんでみて下さい。
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電験1種及び2種には二次試験があります。
試験範囲や解答数は一次試験とは異なるため、二次試験についても試験内容の詳細を確認しておきましょう。
<電験1種・2種(二次試験)>
電力・管理 | 機械・制御 | |
範囲 | ・発電所 ・蓄電所及び変電所の設計及び運転 ・送電線路及び配電線路(屋内配線を含む。)の設計及び運用並びに電気施設管理に関するもの | ・電気機器 ・パワーエレクトロニクス ・自動制御及びメカトロニクスに関するもの |
解答数 | 6題中4題を選択 | 4題中2題を選択 |
引用・参考:電気技術者試験センター 2種・1種受験案内
2種・1種は二次試験があり選択問題ではなく記述問題となります。
この記述問題をクリアできるかが2種・1種取得のための大きなカギとなっております。
もちろん、3種も含めて難しい試験ですので、試験に向けてきちんと勉強した上で臨む必要が出てきますね。
そして試験の説明もここまでとなります!
6|社会に絶対欠かせない大切な電気主任技術者という職業
電気主任技術者の仕事や取得方法について、知ることができましたでしょうか。
電気主任技術者は最近エッセンシャルワーカーとも言われているようで、今の社会に欠かせない大切な仕事となっています。
本当に難しい試験を突破する必要もありますが、現代の電力需要に伴って、働き手としてのニーズは高まっていますね。
もちろん、未経験の採用枠が多いわけではありません。
ご年齢によって、業界によって入社しにくい場合も出てきます。
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【著者情報】
電気主任技術者メディア編集部
電験や実務など、電気主任技術者にまつわる情報に特化したメディアコンテンツ制作集団。
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