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“考える力”を育てる講師!安全と実務を支えるせなかあわせ先生の“広い背中”に迫る!【カフェジカ講師紹介】

  • 講師紹介
  • 2026.01.20 更新日:2026.01.20

「カフェジカって、どんな人が講師をしているの?」
「実務を教わるなら、安心して質問できる人がいい!」

そんな疑問や不安を持つ方に向けて、今回はカフェジカ講師のひとり、せなかあわせ先生にインタビューを行いました。

電験1種を取得し、10年以上にわたり設備保守・更新の現場に携わってきたせなかあわせ先生。

お話を聞く中で伝わってきたのは、資格や知識以上に、「電気が好き」「安全に、長く活躍してほしい」という強い想いでした。

この記事では、せなかあわせ先生のこれまでの歩みや、講師として大切にしている考え方を通して、カフェジカがどんな場所なのかをお伝えします。

✅今回の主役
カフェジカ講師 せなかあわせ先生

· 電験1種取得
· 本職では特高設備の設備更新を担当
· 保守・工事経験10年以上
· ダムマニア改め、変電所マニア

01|電気が「好き」で続けてきた、せなかあわせ先生の原点

高校生で電験取得。「もっと上を目指したくなった」


せなかあわせ先生が在学していた工業高校では、高校2年生で全員が電気工事士2種の資格取得に挑戦していました。

無事に合格したあと、「もう少し上の資格にも挑戦してみようかな」という気持ちが芽生え、電工1種や電験3種の受験を決意します。

電工の試験は、想像していたよりもスムーズに解けたそう。

もうちょっと行けるんちゃうか?

そんな感覚が、電験への挑戦につながりました。

高校2年生で法規以外の科目に合格し、翌年に法規にも合格。電験3種を取得します。

学校全体でも合格者は年に1人出るかどうかという環境の中での取得は、基礎理解の深さを物語っています。

部活動は電気部。ショッピングセンターで子ども向けの展示を行い、トロッコ電車のような装置を制作していました。

高校時代から、「自分で作ったものを誰かに使ってもらう」ことに楽しさを感じていたのかもしれません。

電験資格を活かすというより、とにかく電気に関わる仕事がしたい。

学生時代から、そんな想いを持っていたそうです。



なぜ、資格取得を“終わり”にしなかったのか


社会人1年目。 電験3種を持っていることで、職場では一目置かれる存在だったといいます。

その流れで挑戦したのが、電験2種。

·       会社の資格取得支援があった
·       2種を取れば、業務の幅が広がると感じた
·       「3種を取れたなら、次も行けるかもしれない」という手応え

こうした理由から、2年かけて電験2種を取得します。

一方、電験1種については「いつか取れたらいいな」くらいの距離感だったそうです。

その後はエネルギー管理士など、関連資格の勉強を続けていました。

資格の勉強を続けていた理由を尋ねると、こんな答えが返ってきました。

せっかく身につけた知識を、忘れてしまうのがもったいなくて

勉強は、特別なことではなく日常のルーティン。

知識を使い続けるための習慣でした。



今も続く「考え続ける」習慣


社会人になって10年以上。

今もなお、せなかあわせ先生は勉強を続けています。

ただし、私たちがイメージする勉強と、せなかあわせ先生が続けている勉強とでは、少し解釈が違うようでした。

せなかあわせ先生
せなかあわせ先生

今は資格勉強よりも講習用のテキストを作る時間が多いですね。

自分の考えを整理する必要があるので、「勉強」というより「考える時間」という感覚です。


せなかあわせ先生にとって勉強は、「頭を使うこと」「考えること」という感覚

ただ覚えることが多かった筆者は、「うわぁ~、そうだよな~!」と痛いところを突かれる思いでした。

せなかあわせ先生は、学生時代から勉強が好きなタイプ。同級生に教えることも多かったそう。

ただ覚えるのではなく、自分の中で理解し、整理できているからこそ、人に伝えられる。

設計業務の中でも、電験で学んだ理論が役立っていると感じているといいます。

電験1種も取得したことで、「自分はここまで理解できている」という自信にもつながりました。

「考える」習慣が身についていらっしゃるせなかあわせ先生は、カフェジカ解答速報のアベンジャーズとしてもレジェンド級の参加回数で活躍中!

カフェジカ解答速報のアベンジャーズは毎年メンバー募集しておりますので、ご興味ある方は前回の募集ページをチェックしてみてくださいね!





02|実務を学べる場所を求めて、カフェジカへ

「実務も学べる」ことに惹かれて初来店


せなかあわせ先生がカフェジカを知ったのは、X(旧Twitter)がきっかけでした。

電験の勉強会というだけでなく、実務も学べる場所だという点に興味を持ち、初めて足を運びます。

せなかあわせ先生
せなかあわせ先生

あきら博士がOCRの試験をする日でした。

こんなに熱心に教えてくれる人がいるんだな、という印象が強かったですね。


当時は、リレー試験を自分の手で行った経験がほとんどなかったため、実際に機器を動かす体験そのものが新鮮だったそうです。



安全を守るため、自然と講師の立場へ

カフェジカ黎明期。

あきら博士が行っていた実験を見て、「もっと安全にできそうだ」と感じたせなかあわせ先生は、そのアイデアを直接伝えます。

その提案をきっかけに、実験のサポートやキット制作に関わるようになり、少しずつ「教える側」へと立場が変わっていきました

当初のカフェジカの動画コンテンツでは、配線の太さや接地の描写など、安全面で指摘が入ることもありましたが、せなかあわせ先生の助言によって、安心して学べる内容へと進化していきます。

水島
水島

これが「カフェジカのブレイン」と呼ばれる理由なんです!


講師として初めて担当したのは、「真空遮断器(VCB)をメンテナンスしまくるDay!」。

現場で本当に使われている点検・整備の考え方を、惜しみなく伝える講義は、「ネットを見てもわからない実務の情報を聞けてよかった!」「なかなか聞けないVCBの点検について、理解することができた!」など、実務のリアルを学びたい多くの方からご好評いただきました!

講座のイベントアーカイブはこちら!




03|カフェジカ講師として大切にしていること

体験することで、理解してほしい

講師として意識しているのは、体験を通じて理解してもらうこと

質問を受けたときは、その人がどこまで理解しているかを確認しながら、段階的に説明するよう心がけているといいます。

せなかあわせ先生
せなかあわせ先生

いきなり専門的になりすぎないようにしています。

なぜその答えになるのかが見えるようにしたいんです。




次に作りたい実験キットと、その理由


今後作ってみたいのは、通電できるキュービクル教材。

「せっかくカフェジカにキュービクルがあるのだから、測定や月次点検の練習ができる環境を整え、準備から後片付けまで含めた一連の流れを体験してほしい!」と考えています。

せなかあわせ先生
せなかあわせ先生

試験には何が必要か自分で考え、準備する。

そんな環境で練習することが、現場では一番役に立つと思うんです。




答えより「考え方」を大切にする理由


リレー試験ひとつとっても、「このボタンを押したら次はこれ」と覚える人は多いそう。

しかし、過程の理解ができていないと、いざ現場に出てみたらいつもと違うOCRで、手も足も出なかった…なんてことになりかねません。

なぜこの操作をするのか、どんな結果になるのか。根本を理解する意識を持って学んでみてほしい

過程を理解していれば、初めて見る設備でも取扱説明書を読み解き、対応できる。 そんな電気主任技術者になってほしいと語ります。

水島
水島

理論を理解して、応用が利くようになってほしい

これは、カフェジカ講師共通の想いですね!!





04|せなかあわせ先生直伝|電験・実務学習の考え方

カンニングペーパー勉強法の本当の狙い

せなかあわせ先生
せなかあわせ先生

カンニングペーパーを作るといいですよ。使わない前提で。


限られた紙に必要な情報を詰め込む過程で、何が重要かを自分で取捨選択する

その結果、公式や考え方が自然と身についていくといいます。

これは、電験に限らず、あらゆる学習に通じる考え方ですね。



電験はゴールじゃない。興味を持ち続けること


電験は、スタートライン。

資格を取ったから仕事ができるわけではなく、興味を持ち続けて学び続けることが大切だと語ります。

「本当にすごいのは、“興味を持てる人”だと思います」

興味があれば、自分で調べ、理解し、身につけていける

その姿勢こそが、長く活躍する技術者をつくるのだと感じさせられました。



編集後記

インタビューを通して強く感じたのは、せなかあわせ先生がとにかく「考えること」を楽しんでいるという点でした。

設備の保守では、分解して原因を突き止める。
更新では、後戻りしないように段取りを考える。
講習では、答えではなく過程を伝える——。

ご自身の経験の中で「過程を大事にする」という一つのテーマを見つけているせなかあわせ先生。

さらにそれをみんなに共有して、過程の大切さを知ってもらうために実験キットを作ったり、教え方を工夫したり…

そこまで誰かのために頭を捻らせて努力できるのは、かなり深い愛ですよね。

せなかあわせ先生が講師として皆さんの前に立つ理由の根っこには「知ってる人にけがしてほしくない」というとてもシンプルな思い。

「一人ひとり、健康に、安全に、活躍してほしい」という気持ちがあるそうです。

水島
水島

電気主任技術者の仕事って、長く続けられるから素敵な仕事だ、って見方もありますし。

長く活躍してもらうためにも、自分ができる役割を増やしたり、技術を磨いたりしていただきたいなと思いますね。


どの話題にも共通していたのは、「安全に、長く仕事に興味をもって、楽しみながら活躍してほしい」という想いです。

実務・安全・学びに対して誠実に向き合い続けてきた姿勢からは、自然と信頼感がにじみ出ていました。




そこには、広い背中があった……。


電気主任技術者という仕事は、長く続けられるからこそ価値がある仕事です。

一方で、技術のアップデートを止めてしまえば、ただ「長くいるだけ」になってしまう。

だからこそ、興味を持ち、考え続け、自分ができる役割を少しずつ増やしていく

その積み重ねが、安全につながり、現場を支える力になります。

カフェジカは、そんな姿勢を学び、体験できる場所。

せなかあわせ先生は、今日も静かに、でも確実に“考える背中”を見せながら、受講者一人ひとりと向き合っています。



これは余談ですが、せなかあわせ先生、とても声がいい…!!

せなかあわせ先生の落ち着いたいい声で気持ちよく実務が学べますので、ぜひせなかあわせ先生が講師を務めたイベントアーカイブ動画を見てみてくださいね!

ご覧いただき、ありがとうございました!

次回も、電気主任技術者に役立つ情報をお届けしますので、ぜひチェックしてください!

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【著者情報】

電気主任技術者メディア編集部

電験や実務など、「電気主任技術者」にまつわる情報に特化したメディアコンテンツ制作集団。

電気主任技術者専門の転職エージェント株式会社ミズノワが運営する「電気通信ピカリ」内の記事を執筆・発信中。

転職エージェントとして、求人案内総掲載数240件以上、求職者様の総ご相談者数2,500名を超える実績を持つミズノワ監修のもと、分かりやすくて面白いメディア運営を進めております。