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ミズノワの電気通信 ピカリ!

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コロナのため電験王塾開催ならず… でも伝えたい! 「電験王ってどんな人?」

  • 講師紹介
  • 2020.03.26

はじめに… 

この記事はコロナウイルスが蔓延される前に作成したものです。

ここで紹介する電験王塾は誠に残念でありますが今年は開催中止という判断に至りました。

多数の参加者をはじめ大変ご迷惑をおかけいたしまして申し訳ございません。

また来年、落ち着いた時に開催できればと考えております。

それでも、電験王さんの魅力を知って頂きたく、この記事を発信いたします。

塾で皆さんとお会いできない事は誠に残念ではありますが、それでも各自がそれぞれの勉強方法で今年も行われる試験に望んで頂き、多くの人が電験を合格できることを心より祈願しております。

電験の勉強で行き詰ったときは、電験王さんのホームページや電験シリーズの過去問集などを参考頂けたらと思います。
電験王塾はなくても、電験王さんの魅力は変わらず溢れておりますのでこちらの方もよろしくお願い致します!

https://denken-ou.com/ 電験王

https://denken-ou.com/c2/books-info2-1/ 「本当によくわかる電験2種一次試験の過去問完全解説 第1巻」


「電験王ってどんな人?」

電験を取りたい!

合格したい!

でも、、、

電験は難しい…

過去問を解こうにも解説が分かりにくい…

一人で勉強しても行きづまってしまう…

そんな時、

「誰かに教えてほしい!」

カフェジカでは今回、電験王さんをお薦め致します!!!

某有名資格学校での講師もされていて、「忙しい電験受験生に向けた効率的で明快な講義」が大好評。

またH25年以降の電験3種~電験1種までの過去問を、全問解説しており
「過去問でつまづいたら、誰しもが見るべきサイト」を作り上げ、管理しているのです。

その電験王さんが塾を初開催するというビッグニュース!
(詳しい内容はこちら! )

しかもここ東大阪のカフェジカで!

市内のレンタルスペースだと時間ごとの場所代も相当かかってしまいます…しかも、生徒を募って勝手の分からない空間で授業…
そんなぶっつけ本番なんて出来ません。

でも、カフェジカだと綿密な打ち合わせも気楽に行えて使用料フリー
何時間でも費用はかかりません!
だから値段も激安設定で今回実現が可能となりました!!

電験王さんもカフェジカも想いは同じなんです。

できるだけ受験者にかかる費用を抑え、電験合格者を出していきたい。

そして電験界を盛り上げたい!

でも、

電験王って、どんな人か不安…
どんなふうに教えてくれるの!?

という声がもちろん上がるのは当然…

ということで、ここでは電験王さんの人となりを聞いてみることにしました!!!

どんなふうに「電験王」と呼ばれるようになったのか…その軌跡をたどります…

電験王の素
~ たけちゃんが電験王になった理由 ~

意外にあまり勉強の好きではなかったという子ども時代だったそうです。たけちゃんと呼ばれ、むしろ身体を動かすことが大好きで部活動もテニスをしていたと。大学を選ぶときも、国語と社会が苦手だったから理系に進み、実のお兄さんから「工学部だと就職活動が楽で、特に機械か電気が就職しやすい」と言われ

「機械の方が合格偏差値高いから電気にしよう」

と軽い気持ちで電気科の道に進むことになりました。大学も沢山遊んですごし、スキーに夢中。大学院に行って勉強に目覚めるかと思いきや、やっぱりスキーに夢中。それだけじゃなく大学院で始めたゴルフにも夢中。

助教授さんからもあまりの遊びっぷりに飽きられるほどの大学生活を送っていたそうです。王のかけらもまだなかった時代があったようです。しかし就職後。ここから「王」への道が思いもよらない感情から始まります。

電験を取るきっかけは「反骨心」

きっかけは入社して初めて配属された発電所の所長さんの言葉。周りは有資格者が多い中、電験王さんは資格を持っていませんでした。それを知ると「君は6年間も大学大学院へ行って、今まで何をしてきたんだ」と怒られたといいます。人目も気にせず詰め寄られ… そこで芽生えた「怒り」の感情。

「反骨心の塊でした。若かったですね」

と今ではさらりと言うものの、そこからスイッチが入り、エンジンがかかったようです。2級ボイラーや危険物などの資格から取り始め、まるでアクセルを踏んでギアを上げるように、どんどんと資格を取り始め、速度もレベルも上がる。エネ管や情報系の資格まで。そして完全に勉強にはまる。休みの日は朝から図書館に通い詰め、夜まで勉強。結果電験3種も難なく合格していく。

「今に見てろ… 見返してやろう… と燃えてましたね」

しかし、人の第一印象というものは簡単に変えられるものではなく、その所長さんから見られる印象は変えられませんでした。資格を取ってもなかなか認めてもらえず、見下した目で見られる毎日…それどころか職場の同僚には電験3種等のたくさんの資格をとったことを「生意気」と言われ、嫌がらせを受ける経験まで。そして、その中で起きた東日本大震災…人生が変わる出来事となりました…

東日本大震災を経験して感じた「無力感」

震災が起きたのは電力会社に入社して4年目のこと。大きな津波が押し寄せ、車や人が流され… 会社の関係でその現場を間近で見てきたときに電験王さんが感じたのは…

「無力感でいっぱいになりました。自分にはどうしようもできない。したくてもできない…」

そんな感情にさいなまれる日々が始まると同時に、理不尽な出来事にも合います。職場は原子力関係ではないのですが、社宅には心無い落書きが… 

「放射能をまき散らすなとか、福島に行けとかスプレーで書かれていました。給料も2,3割カットされ… 結局社宅も廃止と連絡… 周りの人からはそれでも口癖のように、仕事があるだけマシだろうと言われ… それで転職を決意しました」

そうして転職活動を経て、岡山県に家族で移り住むことになります。ただ何の運命なのでしょう。ここでも先の職場と同じ感情を味わうことになるのです…

電験2種を取得して変わる職場での環境 そして独立

職場は特高の現場も関わっていたので、電験2種取得者が足りず、誰かが取らなくてはいけない環境でした。

「誰かとれよっていう雰囲気の中、新入社員の同僚と私が候補になりました。でも本当に忙しい中だったので大変でした。でも同僚の方が毎日一生懸命勉強していたのもあり、『君には無理だろうから期待していない』と言われ…」

そうなると3種の時と同じ状況になり、またメラメラと反骨心が芽生えたそうです。そして見事合格。そのとたん上司であった部長さんの目が変わり、手のひらを返したような態度になりました。自分の意見も社内の中で通るようになり、出世コースにも乗りと順調な道へと変わっていたのです。しかし、その対応の変化にも戸惑いを隠せなかった電験王さん。そんな会社を続けるのもどうなのかと悩み、もう一つの仕事に乗り出していきます。

「毎日夜の12時まで勤務。しんどくて早く独立したいという気持ちでいっぱいでした」

長時間勤務が当たり前の生活。常に追い込まれているような状態が続いている中、何かできる方法はないかと探し続けていました。何ができる… どんなやり方がある… 必死に考え続けた結果、再生可能エネルギー発電の運営に取り組む事に決めたそうです。しかし決めたものの、土日は該当する場所探し、融資を受ける必要もあり、その手続きをとり、何年でその融資を返済できるかも計画し… という過密スケジュール。

「一人じゃ無理だった」

と言われる通り、そこには奥さんのサポートも多くあったそうです。家族で取り組んだ事業。その甲斐あって、今では順調に経営ができ、念願の独立を果たすことができました。

しかし、その後もう一つの出来事が電験王さんの身に降りかかっていました。それは… 岡山県での水害でした…

またしても経験する災害 そして始まるブログ「電験王」

独立をした後しばらくして岡山県で川が氾濫するという大きな水害がありました。数日後、前職の同僚がいたのでその現場へ。晴れた日のことです。水によって運ばれてきた土砂が乾き、風が吹いて砂が舞い上がる… 十数m先が見えないほどに… その上、毎日30度後半の猛暑日も続きます…  

「そこでの被災者の暮らしは大変なものでした… 感じるのは震災の時と同じ… 無力感でした… でもこのままではいけないという想いは前よりも強まりました。じゃあそんな自分でも、一体何ならできるのだろう!?と具体的に考えるようになったんです」

そう考え続け、思いついたのは…

「他に収入源を作りそれを被災者の寄付にあてること。でもどうやって収入源を作るのか?家族の生活があるから、メインの仕事から寄付金として削ると生活が困窮してしまう。じゃあ自分ができることといったら…」 

そうなのです。その答えがブログ「電験王」の始まりとなったのです。

元々過去問集が分かりにくいと思っていた電験王さん。それを分かりやすく解説したブログなら、多くの人に役に立つことができる。そこで別軸の収入を得ることができれば、それを被災地への寄付にあてることができる。

ブログのタイトルは奥さんの勧めで「電験王」となりました(ここでも奥さんの素晴らしいサポートがありました)。その名を名乗る以上(とはいっても「電験王」は「電験」学習の「王」道である過去問解説をしたホームページの名前だそうです。自分自身を「電験王」と言っているのではないのですが、いつの間にか「電験王」と皆さんから呼ばれるようになってしまったそうです…)、電験1種もとるために勉強。そして電験王でのプログを書き綴っていたことも助けとなり、無事に合格。こうして電験取得を目指す方にとって、非常に助かるサイトができあがっていき、そこから講師業へと繋がっていくのです。

その後の展開は順調で、2月、電験王さんは過去問集の本も出版され、講師業も数を増やしていくなど、電験を教える先生としての活動が中心となっていっています。

電験で人生が変わった「電験王」 電験を通した社会貢献をする

そうなると以前抱えていた2つの感情「怒り」と「無力感」はどうなっているのでしょう?聞いてみると…

「改めて振り返ると、今はとげが抜けて… 全く怒らなくなりましたね。無力感もブログのお陰でなくなっていますね。ありがたいことです」

会社員時代に背負っていた2つの大きな感情は今の生活の中で見事に解消されたようです。そしてこれからは社会的に何か大きなことをしていきたいのか、質問をしてみると、電験王さんは思ったより落ち着いていて

「そんなに大きなことをしたいとかは思ってはいません。自分のできる範囲で身近な幸せに貢献したい。 結局のところ、原動力は妻や娘に格好いいパパに見られたいし、パパの背中を見て欲しいっていうだけなんですよね」

という子煩悩なパパぶりを見せてくれました。

ただ、電験王さんのこの経歴をたどると分かります。遊んでばかりいた青年が、社会に出て、理不尽な目に合い、その反骨精神によって電験という資格を手に入れました。そして、3種2種1種と取るたびに人生が変わっていきます。自分の行きたい方向に進んで行っています。一方、被災地で感じる無力感によって社会への貢献意識が増していき、そこでたどり着いた活動内容も電験が鍵なのです。電験王さんにとって電験が自身の生き方を変えたものであり、かつ社会に貢献できるものなのです。

ここからは想像も入りますが、反骨心と無力感…その二つの感情が電験王さんの素なんだと思います。2種、1種の勉強をしていくにあたり

「なんでこんな過去問解説って分かりにくいの?誰かもっと楽に勉強できるの作っといてよ。授業も、もっとこう簡単に置き換えて説明して欲しいな」

と既に存在していた勉強法への、ほのかな怒りを感じていたのだと思います。だからそれを分かりやすく解説し、明快な授業をされるという評判に繋がっていったのでしょう(カフェジカのイベントでも「説明がすごく分かりやすい!」という声が多数上がっていました)。そして、その評判の声が無力感を消していく… そんな、1本の線が話をお聞きする中で垣間見えました。(ご本人は謙遜されるかもしれません)

電験王さんは、そんな経験をされてきた方です。これから先、多くの電験取得者を生み出し、その方たちの人生を変えていくことは間違いないでしょう。身近な幸せが広がりを生み、大きな幸せを生んでいく。そんなイメージができます。



そんな塾のスタートが、ここカフェジカで始まります。

とても光栄に思います!

折角のこの機会に、数多くの人に入塾してほしいと思います!

電験を取得し、人生を変えるきっかけとなってほしいです!




今、まだ募集をしています。

間に合います。

本当に塾の勉強内容は分かりやすいですいし、和気あいあいになると予想できます。

楽しい仲間もできます!



カフェジカは、電気主任技術者業界を盛り上げるため、

まずは電験の資格取得を応援し、電験の可能性、実務の知識、電気業界の事、

多くの方に広い視野を持っていただきたいと考えています。

今回、ミズノワの想いに共鳴して頂き、こういったご協力を頂けた電験王さんに、深く御礼申し上げます。

沢山の方とお会いできること、楽しみにしています!!!





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