電気設備の魅力を、未来ある学生へも届けたい!!大阪府立都島工業高等学校 × カフェジカ 電験合格へも一直線?! | 電気主任技術者(電験)専門の職業紹介エージェント

ミズノワの電気通信 ピカリ!

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電気設備の魅力を、未来ある学生へも届けたい!!大阪府立都島工業高等学校 × カフェジカ 電験合格へも一直線?!

  • イベントレポート
  • 2022.10.03

とうとうカフェジカ、念願の工業高校の先生と急接近!

こんにちは!

カフェジカ水島です!

ちょこちょこと オーム社 様の電気月刊誌
『新電気』 に取り上げていただいているカフェジカ

その編集者様のご紹介で、同じくオーム社様で展開される別の電気月刊誌
『電気と工事』

にて、電気工事資格対策 を連載される、

大阪府立都島工業高等学校 磯村和也 先生

をご紹介いただいたのです!

新電気の方へも掲載されていたり、何かと著名な先生なので、

既にご存じの方も多いかもしれません!

また、『大阪府立都島工業高等学校』は、

高校在学時に電験を取得される生徒さんを何年も輩出する、

近畿圏内ではぶっ飛んで優秀な学校として有名で、

本当に、

「いつかお会いしたいなぁ」

とカフェジカ技術顧問のあきら博士と話をしていた矢先のことでした!

カフェジカ水島が感じていた想い!

兼ねてから、電気保安業界の経済的な安定性や、仕事の専門性、やりがい、楽しさなど、
私自身、電気保安業界に勤めていた頃から強く感じており、憧れと技術者へのリスペクト が強くありました。

『電気設備の保守』という、お客様の建物の心臓部を守るこの専門的な業務

他では容易に真似できない、とても充実した仕事であると、
営業職の私ですら誇らしくも感じていました。

電気保安業界で勤める方の中には、

もともと根っからの電気好きな方もあれば、

とりわけ電気が好きな訳ではないけど、業界の安定性から、仕事を続ける人も多い印象です。

そういった意味では、職種を変えるという意味合いでの離職率は極めて低いと感じています。

『自分がたまたま工業高校の電気科卒で、この職に就けてて本当にラッキーだった』

という、現職の電気保安管理業務に勤められる技術者の方からのお声。

このような言葉をお聞きしたのは一人や二人ではありませんでした。

羨ましくもあると共に、実際はこういった技術者の方も多く、
全体構造としての数の面では、このような想いで従事される技術者の方が
業界をリードしているような印象に、驚きを感じたこともしばしばありました。

だからこそ、

どのようにすれば、この業界の素敵なところを
これからの未来の主軸を担う若者に伝えていくことが出来るだろうか?

と、いつも頭の中で考えております。

また、


電験3種の受験回数が上期・下期と、年に2度の開催となった今でも
経済産業省が警笛を鳴らすような
「実務経験を積んだ技術者の不足」
直接的な問題改善には繋がらず、
単に資格取得者を増やすことは、電験3種保持者の人材価値を低いものにしてしまう要因にもなり得てしまうため、益々の対策や行動が求められるように感じます。

そのような状況を日々感じながら、
必要なことは何か、
私たちにできる事は何か を試行錯誤している中で、
磯村先生とお会いする事になったのです。

社会に出て初めて気づくのではなく、学生時代から目的を持って電気を学んで欲しい

磯村先生との出会いは絶好の機会でした。

私の中でモヤモヤっとしていた、

「電気を学ぶ学生と、早くからコミュニケーションを取っていきたい!」

そして、

「電気設備の魅力を、もっと伝えていきたい!」

このような想いを直接お伝えさせていただきました。

磯村先生も大変に情熱をお持ちの方で、生徒様に対して、
実際の電気設備を前に、経験豊富な技術者であるあきら博士の生の声を学生へ届け、
更に電気へ興味を持つきっかけになれば良い
という想いと、
電験の試験学習においても、
実際の設備のイメージが出来ていないと記憶に残りにくい面もあるため、

是非1度カフェジカにて、生徒へ向けた講義をお願いしたい

と仰っていただいたのです!

想いのほかとても早く方向性が合致し、計画から行動がとても速く、
生徒様20名以上を対象にした講習、計4回に分けた
『カフェジカ電気設備講習』をさせて頂く運びとなりました!

高校生の躍動 継承を感じる磯村先生の情熱

都島工業高校の生徒様にはとても驚かされました。

こんなに礼儀正しく、
熱い眼差しでみんな聞いてくれるの!?

時は遡ります。

カフェジカ。

徐々に少しずつ名前が知れ渡ってきたためか、

中学生や、高校生の子供を抱える親御さんが、
「カフェジカに連れて行きたい!」
「子供に、興味を持つきっかけを見つけさせたい!」

というお申し出をいただき、
今までに何度かカフェジカで『簡単な設備についての話』や、
『基礎的な電気工事士の説明』などをさせていただいたことがありました。

その際、中高生の子供さんにとっては、
私たちのような大人の前では、まだまだ自発的な感情を表現することが苦手なようで、
「中高生はまだまだインプットの段階で、感情を表現することはまだ先なのかな」
という印象が強く残っており、
過去の経験から、
たとえ反応が乏しくても、少しでも学生にカフェジカを楽しんでもらえればいいかな。
そのように、当日までは感じていました。

しかしながら、

このような杞憂な心配は、
生徒さんがカフェジカの扉を開けたと同時にすぐさま吹っ飛びました。

目が、ギラギラしてるぅ!!!

1日に2グループ

それぞれ午前・午後の時間の中で、

電気設備の講習や、実験装置の説明、新旧の試験装置の原理の説明や、
業界のこと、電気実験。

生徒さんとの会話や反応、眼差しを楽しみながら、

話は絶えることなく時間は本当にあっと言う間に過ぎました。

生徒さん達も、自分が何を得ようとしているか、
目の前の光景をどのようにして自分の中の形に変えようか、
とても自主的に、目的をもってカフェジカへ来ている姿がただ眩しく、
本当に驚かされました。

若い白シャツの中からギラギラした赤を感じたのは、
その奥には生徒を電験へ合格させてやりたいと力強く先導する磯村先生の魂の炎が
しっかりと受け継がれているように感じました。

後日談

電験3種試験当日、私水島は試験会場に居たのですが、

「水島さん!」

振り返ると、キャップ姿の青年。

「えっと・・・」

「都島工業の生徒で、先日カフェジカで講習をいただきました!!」

立場的には、『こちらが講習の場を作ろう』

『電気設備の情報を受け取って貰いたい』と意気込んでいたのですが、

今回、 元気に声をかけてくれた、 それだけのことではありましたが、

なんだか生徒さんの方から、とても大きなエネルギー

めちゃくちゃ大事な「気づき」をいただきました。

電気設備や電験を軸にした空間、カフェジカ
こちらが生徒さんへ教えるだけの立場なのではなく、
学生も沢山の想いを抱え、これからどのように羽ばたいていくかを
誰よりも真剣に考えている大先生です。

思うように形にできる学生もいれば、そうでない学生もきっと多く居て、
どっちの学生も、我々にとってはこれからの業界を見ると、
本当の声を学ばせていただける、本当に大きな存在だなと、

大きな声で挨拶をしてもらったその時に、
強く強く感じさせていただきました。

私たちに何が出来るのか。
どのような関係をこれから構築していくことが出来るのか。
それは、私たちだけが独りよがりになって答えを作れるものではなく、
学生さん達とたくさんコミュニケーションを取らせていただき、
こちらがたくさん学ばせて頂き、
求められるものをしっかり見つけて行かなくてはいけないなと感じました。

今回、
とても貴重なきっかけを作ってくださいました磯村先生、都島工業高等学校様、

本当に有り難うございました。

これからも、私たちに出来る事であれば微力ながらもお力添えさせていただくとともに、

私たちも多くのことを学ばせていただきたく思います。

Café自家用電気『カフェジカ』と申します!

私どもカフェジカは、電気保安業務に惹かれ、
この業界や産業を、よりたくましく発展させていきたいと願う団体でございます。

また、これを運営する㈱ミズノワという法人は、
電験を取得し、他業界から電気保安業界へ参入されようとする方へ
電気主任技術者や電気保安管理業務についての適切な道案内をご提供すべく、
電気主任技術者に特化した職業紹介事業をおこなっております。

電気主任技術者の求人は、情報不足によるミスマッチが多くあるため、
電気保安業界出身の水島が、勤め先も関係の無い、多くの技術者が入り乱れ、
かつ電気設備の点検や試験の訓練が可能なCafe、
『カフェジカ』を広告塔とし、技術者の応援を主軸に掲げながら活動をしております。
近年ではこういった専門性に富んだ活動が拡がり、
企業様や電気設備業界へ新たにチャレンジしたいと行動される方々より、
需要の声を本当に多くいただいてございます。

これからも、

電気設備業界や電気主任技術者が不安無く輝きながら

保安管理業務を続けて行けるよう、たくさんの活動を続けて参りたく思います。

最後に

全国の工業高校や、これからの進学をご案内される中学校の教員の皆様

距離の遠い学校様はZOOMなども活用できる時代となっております。

電気設備の保安管理という仕事は、今後も需要が続く素敵な専門職でございます。

若い世代の方が胸のどこかに必ず持っている、『興味』という名のスイッチ、

カフェジカではその在りかを一緒に見つける活動が出来るかもしれません。

ご興味がありましたら、是非、お声がけをいただければと思います。

 株式会社ミズノワ
代表取締役 水島洋介