【電気主任技術者 募集in静岡】~技術者インタビュー~ 便利な社会のために必要な加工技術を持った会社 | 電気主任技術者(電験)専門の職業紹介エージェント

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【電気主任技術者 募集in静岡】~技術者インタビュー~ 便利な社会のために必要な加工技術を持った会社

  • 技術者インタビュー
  • 2020.08.26

100年以上のものづくりの歴史があるからこそ、

最先端のプリント基板加工を行うビアメカニクスさん。

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現在電気主任技術者を募集している工場の場所は静岡県の御殿場。

元々蛯名にあった特高の現場が枝分かれして、ここ御殿場に6600Vの高圧現場ができた流れがあります。



その移動があったのが今から2年ほど前。

今の電気主任技術者さんは前の工場でも選任をされていたので電験2種も持っている方。


そこで実際の働き方などもう少し詳しくお話を伺うことにしました。


選任を交代するのは次の世代への引継ぎのため

今回お話を聞かせて頂きた電気主任技術者さんは、元々工業高校の電気科を出たあと、某有名企業で電気設備の保守に携わってこられました。
保安規程も作成されてきたこともあるほど、ご経験や知識も豊富で、定年まで勤めあげてこられた方です。
そして定年後にビアメカニクスさんの海老名工場で選任を任され、そこから御殿場に移転するときも、海老名工場を解体する作業もしっかりやり遂げ、そして今日に至っています。
勤めてまだ数年で色々なこともされているのですが、残念ながら年齢的なこともあり、新しい世代に引き継いでいきたいとのことでした。それも

「ここの会社にも大変お世話になったから、自分の今やっていることを新しい方に伝えていきたいです」

と考えてらっしゃいます。
実際お話を聞いていると、技術者としての経験を重ねているにも関わらずとても物腰の柔らかい優しい方でした。

そんな電気主任技術者さんに実際の働き方を聞いてみると…


日々の工場を診断するのに大切にしているのは 五感

「朝来たら、設備を1時間ほどかけてぐるっと見回りをしています。工場の診断と言ったらいいでしょうか。目視といった点検や数値の記録ですね。大切なのは生産に必要なユーティリティ全般を止めない事なので電気だけでなく、空調や水関係も見ています」

毎日、工場全般を見て回っています。
しかもそれを診断と言われる… 
まるで病院の先生のような表現ですが、確かに健康診断のような感じなのですね。
病気といった故障が起こる前に診断をしていくこと。
ではその時に気を付けていることはあるのでしょうか?聞いてみると「偉そうに聞こえてしまうと嫌なのですが」とやはり柔らかい姿勢で教えて下さいました。

「見回りをするときは五感をしっかり使っています。私はあまり数字に強いタイプではないのですが、現場の勘はあるかもしれません。もしいつもと違う音がすれば『音がちょっとおかしいぞ』となって、メーカーさんに問い合わせたり、平常の温度と違うことがあれば何で違うのかを考え、分からなければ他の方と相談したりといったこともしています」

数値だけでなく音やにおい、目に映る物といった五感を大切にすること。
同時に経験から基づく「勘」をも大切にしていくこと。
そして、もし分からない事があればその理由を追求していく姿勢。
一人で分からない場合は周りに相談して手だてをうっていく行動力。
とても大事なことを言われていました。

では続いて電気保守に関して聞いてみました。


電気主任技術者としてやるべきことと 他工場の管理

「電気に関していえば、当然なのですが保安規程に基づいて日時点検や月次点検をしています。日常の点検記録や月例点検での電流や電圧を計り、記録を残しています。万が一ですが停電など何かあった時のために必要な資料ですから。あとは今月の電力の使用量やデマンドの数値のデータの整理をして資料を作成しています。こういう資料があると、設備を増やす話が来たときに、設備容量の計算をする上でも役立ちます」

電気主任技術者としての業務をきちんとこなされているとのこと。
しかもデマンドや電力使用量のことをきちんと把握しておくと、電気料金の相談や新しい設備が来たときにもしっかりと対応ができます。

「あとここは他にも工場があって、そこは外部委託なんです。そうなると施工管理的なことはお願いできないので、それも管理しています。つまり他の工場の設備容量なども管理して、工事がある時は打ち合わせに出ることもしています。こういったものはある程度、私が作成した資料がありますので、不安なく引き継げると思います」

設備容量に関して管理する工場は他にもいくつかあるわけなのですね。
そこも管理していく。
しかも引継ぎ資料もあるのは安心です。
加えて言うと、そういった資料ももちろん新しく来られた方が作りたい場合は自身で作成しても大丈夫と。
今作成している分は、良かったら使って下さいというぐらいの柔軟な姿勢で言われていました。


やりがいは必要とされることに答えたとき

他にはどんなことがあるんでしょうか?

「午後にはもう一度、気になる所を見回りしています。私自身が身体や手を動かすことが好きなので、現場に出ることがやっぱり多くなりますね。あとは突発的な対応も正直あります。水漏れを直すといった営繕です。高圧の電気が中心なのですが、2次側の電気設備やボイラーなんかを見ることもやっぱりできてきます。でもそうやってやっぱり壊れたものが直った時にやりがいを感じます」

電気以外にも仕事は色々とあるようです。
それではやりがいの話が出てきたので、そこについて他にも聞いてみました。

「これは年を取ったから言えることですが、会社から必要とされることをきちんとできたときですね。会社のメリットになることを率先してやる。もちろん法律は守った上でできることをしていく。前の会社の話ですが、やっぱりうまくいかないこともありました。『なんでこれができないの?』と言われたことも。でも今思うと、その人のお陰で技術を身につけることもできた。年を取ってから分かったことですけどね。これは私の経験ですから、同じことをするつもりはないので安心してください」

様々な経験を経たことで見つけることのできたやりがい。
そしてつらい経験をプラスに変えて生まれたありがたいと思う気持ち。
でも若い時にはそれが分からなかったという経験もあるから、押しつけないという柔らかさ。
そういった電気主任技術者さんです。
その方の元で引継ぎをされるのですから、いい技術者さんが育つと感じます。

でも次に来られる方に望むことはありますか?


新しい方に求めるのはチャレンジ精神と好奇心
そして真面目さ

「新しく来られる方には何でも体験して、チャレンジしてほしいと思います。好奇心を持って、物事をプラスに考えて、マイナスなことは相談してもらって、まずは何でもやってみてほしいですね」

やはりポイントは経験を重ねることですね。
経験をしない方向ではなく、積み重ねる方向に行くこと。
大切なのはそこなのでしょう!
最後に、どんな性格の方があっていると思いますか?

「地道にコツコツ、真面目で真剣に取り組む方じゃないでしょうか。いや私はそうじゃありませんよ(笑)」

そう最後に笑って答えられていましたが、現場の勘を磨き上げるのには地道にコツコツと真面目に真剣に取り組んでこられたからだと推測するのは容易なことです。
それにお話させて頂くと、人それぞれの個性を認めて、経験がある自分の考えを押し付けようせず、偉ぶらず、その上で相手を尊重して下さる技術者さんだと感じました。


100年以上のものづくりの歴史もありながら現在、最先端加工を行うビアメカニクスさん

その工場の電気を支える電気主任技術者として責任を持って働いて下さる方を募集しています


今なら経験のある技術者さんからしっかりと引継ぎもして頂けます

経験豊富な技術者さんですから学べることは数多くあるでしょう

そして、現場に慣れ、自信を持って電気主任技術者としての務めを果たして頂けたらと思います


少しでも興味をひかれた方


選任が変わる今のタイミングにぜひご応募ください

自身に合った電気主任技術者としての現場が 

ここなのかもしれません


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