ミズノワの想い
- カフェジカ日記
- 2019.12.09
「もっと、たくさんの方に電気保安法人についての魅力を感じてもらいたい。」
現在、自家用電気工作物の安全をお守りする電気主任技術者の数は非常に不足し始めており、法律上必要となる保守点検であるにもかかわらず、対応できる技術者は限られ、深刻な事態となっております。
【自家用電気工作物?】
「キュービクル」や「受電室」と呼ばれるもので、自家用電気工作物をお持ちの事業者は、自社で「電験」資格を有する社員を選任し、電気主任技術者としたうえで保安規程に沿った点検を行う必要がありますが、 自社で資格取得者がいなければ、その保安管理業務を外部に委託申請することとなります。
【なぜ、人材不足に?】
主任技術者になるために必要となる「電験」という資格の取得が難しいこと。
外部委託でお客様施設の主任技術者となるためには上記の「電験」に加え、一定期間、実務経験を経たうえで取得が可能となる「管理技術者」という資格の両方が必要であり、実務経験を経る環境が非常に乏しいこと。
【電気主任技術者ってどんな仕事?】
電気保安法人の営業マンとして感じていたことは、
ご契約者様の電気設備をお守りする主任技術者の方々って、本当に活き活きと仕事をされており、お客様の使用される電気が不意に止まってしまうことの無いよう、安全を考え、また、電気料金の下がる方法なども我が身のように考えている姿がとても誇らしく、素敵なお仕事だと感じていました。
定年退職後も多くの資金が必要と叫ばれる昨今、長く勤めることのできる電気主任技術者は、今後益々多くの方の雇用先として需要も伸びてくる可能性が大きくあります。実務経験を経る必要もあることから、実務経験を積むことのできる企業情報を多く発信し、人生設計のお手伝いを担っていければと考えております。
もっと、たくさんの方に電気保安法人についての魅力を感じてもらいたい。
そして、受電設備業界を活性化させ、多くの方に安全と喜びをお届けしたい。
立ち上がり間もない時期で、まだまだ知識も経験も浅い身ではありますが、皆様のお役にたてることを心から望み、この輪を広げていきたいと考えています。