このページのご紹介
「高圧引き込みケーブル」
それは
人体 で言うところの
のど仏から胃袋までの
重要な食道器官
であると考えてみて下さい。
つまり
エネルギーが各必要機関まで
届けられる
大事な大事な生命線
指先までの神経や毛細血管を
幹線や、弱電
と仮定するなら
高圧引きみケーブルはまさに、
お口の中から各エネルギー変換機器へと繋がる、
重要な「入り口&出口の設備」
と例えられるのではないでしょうか。
では
この高圧引き込みケーブルは
いったい
どんな 役割 をして
どのような 特徴 があり
どういった メンテナンス を
設置者・電気主任技術者は
維持管理
すればよいのでしょうか。
ここ キュービクル学園 では、
「カフェジカの〇〇を深堀するDay!」
イベントに参加してくださった
皆さんの声
を中心に制作していく
受電設備学習サイト
難しく書かず
素人でも受電設備をイメージ
出来るよう
かつ
玄人でもクスっと見れるよう
柔らかい印象を大事にしたHPです
ようこそ
キュービクル学園へ
生徒 № 001
高圧引き込みケーブル!
【生徒№1】
現在ネーミングやキャラ設定を募集中
高圧引き込みケーブルとは何かを
みんなで考えてみた!
①特徴ぉぉ!!
【特徴1:皆さんの声を聞いてみると…】
まず、ケーブルと電線の違いが、
最初よく分からなかったです。
一言で言うと
「ケーブルは、電線よりも絶縁抵抗を高めたもの」
ですよね。
※『電線とケーブルの違い』については、
こちらのサイトで詳しく解説されているようですね!
https://www.yonashin-home.net/blog/electrical-wire/cable-densen-chigai/
〜 現場のミカタ 〜 ヨナシンホーム(株式会社FUEL)
【特徴1:まとめ】
【特徴2:皆さんの声を聞いてみると…】
これに反し、電線の特徴は、}
電気の絶縁が守られていないので、
触ったら死にますよね。
絶縁物を保護する層がついているのがケーブル
って感じもありますね。
電線は触れるところにあると危ないので、工事をする過程では、
「碍子(がいし)」(←支える専用の陶器)を置いて、電線を支えないといけない。
これ、工事がめっちゃ大変なんですよね。
ケーブルの寿命は、電線を支持する絶縁物に依存する。
電線自体に寿命は無いですよね。
ケーブルは、碍子などの支持物の代わりに絶縁物を使ってるから、
シースが劣化すれば事故になる。それが寿命になりますよね。
基本的に電線は空気絶縁、
ケーブルは絶縁物(架橋ポリエチレン)によっての
絶縁って感じですね。
最近のケーブルは昭和50年代より水トリ―対策もされていますが、
それでも水に浸かると寿命が縮みますよね。
ケーブルの歴史や電食対策に関することは
こちらのHPにも記載されていました。
https://jeea.or.jp/course/contents/07113/
~日本電気技術者協会(JEEA)~
ケーブルの方が電線より熱がこもりやすく
流せる電流を小さくしなければいけない、
ってのも大きな特徴ですよね。
ケーブルは電線の何10倍もコストが高い
遮蔽層:シースアース(導体をアースしている)があることも
ケーブルの特徴ですよね。
このシースアースって、手を斬りやすいんですよね。。
シースアースって、何のためにあるんですか?
電気の逃げ道っぽいイメージはあるのですが。。
色んな役割がありますよ。
・電位差をつくって感電防止になる
・相間の短絡も防いでくれる
・絶縁物にかかる電界の力を一定にして耐電圧特性を向上させる
電気の逃げ道というのも、地絡時の電流の帰り道になるっていうイメージですね。
ケーブルを施工する際の端末部分での事故が多く、
この端末処理は専門の技術者による施工が必要。
(高圧ケーブル工事技能認定等が必要)
高圧引き込み、という点では
『架空引き込み』と『高圧地中引き込み(埋設)』
がありますね。
配管工事によって、どこへでも配線工事できるようになった。
まさに発明品と言えますね。
最近、知り合いの現場が2006年製造の埋設ケーブルが抜けた(地絡した)
って言ってました。
水トリーの事故(水と電界の関係で小さな亀裂が発生し樹枝(tree)状に
成長する事故現象)の情報、ここ最近めっちゃ多くないですか?
埋設は絶対EEケーブルにしたほうがいいですよ。
間違って架空引き込みでもEE注文する人が居てますが。
それでは次に
ケーブルの種類
について
②種類ぃぃ!!
高圧での引き込みケーブルは
CVケーブルが主流
となり
CVケーブルの種類について列挙していきます
さっそくですが、
CVケーブルとCVTケーブルの違いって何ですか?
CVTは、CVケーブルを3つ、より合わせたものですよ。
一般的には、ほとんどCVTケーブルで引き込まれていますが
ケーブルが2本のものがCVDケーブル、
4本のものがCVQケーブルと呼ばれますね。
外装がビニールで、廃棄時に有毒ガスが出るってのも、
EMケーブル(後に記載)との違いにもなりますね
CVケーブルの種類 として
EEやETケーブルがあります
・EMケーブル(エコケーブル)
外装にEMは「ポリエチレン」を使っている。見た目では分からず、印字を見る。ポリエチレンは本来、紫外線に弱いが、外でも使えるように強く加工されている。。
・FPケーブル(耐火ケーブル)
使うところは、特定建築物
(不特定多数の人が入る建物など)。
火災の規制があるところに使われる。
外側のシースはポリエチレン(EMと一緒)同じ6600VのCVケーブルよりも太い。
耐火のためである。
Fはファイヤー
Pはプルーフ ( 耐えられる様) の略。
言い出すとキリが無いけど、
高圧引き込みケーブルのメジャーどころは
上記の種類になります!
次は
【ケーブル事故の種類】
について!!
③ケーブル事故ぉぉ!!
「高圧引き込みケーブル」では、
どんな事故の種類がありますか?
事故の種類を区分していくなら、
『外的要因』と『内的要因』とで
イメージをしてみるのもいいですね。
YouTube「カフェジカちゃんねる」でも、
ケーブルの事故を見立てた事故が幾つかあるので
こちらでもお知らせしますね。
次に
事故を未然に防ぐための
測定方法を紹介していきます。
④点検・測定方法 ぉぉ!!
先に述べた電気事故を未然に防ぐため、
どういった定期的な点検が必要になりますか?
みんなで声を出し合ってみた!
まずは 目視点検 から。
・テープ巻箇所に劣化が無いか、
・標識物などとの離隔、
・本体に傷や腐食が無いか、
・樹木などが延びて来ていないか。
電線の高さも見ますね。
接続部などの加熱は放射温度計で見る、
端末部にノイズが出てないかをリークホン
などで見る。
シースアースがきちんと取られているか
(キュービクル側でとられているか確認)
片端(かたたん)接地
(2点接地になっていないか)を確認。
支持物の状態も見ないとですね。
目視点検の後は
停電を伴う測定方法
を紹介していきます。
新設、更新時には耐圧試験をしますね。
絶縁がいかに、維持されているか
という点が重要なポイントですよね。
YouTube「カフェジカちゃんねる」でも、
E方式、やG方式関係の動画がありますので
下記にご紹介しますね。
⇩絶縁抵抗測定(E法)
⇩絶縁抵抗測定(G法)
⑤保安上の注意点nnn!
施工時に比べ、引っ張られていないか?
高圧機器などに触れていないか?
※接触部が擦れていくと、
そこから絶縁劣化に繋がる
測定時、キックが出ていないか?
シュリンクバック現象が起きていないか?
⑥ケーブル更新工事の際の 注意事項 ぉぉ!
・引き込みルートは分かっているか?
・何階の、どこの部屋を通っている?
プルボックスの位置は?
・プルボックスの位置はわかりますか?
・ケーブルは無事に抜けそうですか?
廃棄するケーブルが配管から抜けそうになければ、別に引き込むための配管を手配する必要がありますね。