外部委託の月次点検を実践!~点検項目・点検頻度・測定及び試験は?~
- イベントレポート
- 2026.07.30 更新日:2026.07.31
電気主任技術者は、電気設備の工事、維持および運用の保安監督を行います。
そして、電気設備の保安監督業務を外部の
電気保安法人や個人の電気管理技術者などに委託する
『外部委託承認制度』を利用している事業者は非常に多くあります。
外部委託の保安監督業務を行う電気主任技術者も、多くいらっしゃいます。
外部委託の電気主任技術者は、保安監督業務の一部である『定期点検』で電気設備へ訪れることになります。
点検には種類がありますが、今回は『外部委託の月次点検』に焦点をあてます。
外部委託の月次点検では、どんなことを点検するのでしょう?
実際の現場では、どのようなやり取りを行うのでしょう?
今回ご紹介する講習は、外部委託の月次点検の実践編!
電気設備の担当者とのリアルな会話再現も交えて行われた、【電気主任技術者が知るべき月次点検(外部委託・実演編)講習】(2025年2月15日開催)の内容を、一部ご紹介します。
1.月次点検はなぜ必要?
講習内容を簡潔に整理したものがこちらです。
1.事前にお寄せいただいたアンケート、はじめに
2.なぜ点検が必要か
3.点検の種類
4.月次点検の内容
5.月次点検と高圧活線近接作業
6.月次点検の点検頻度
7.月次点検で行う点検、測定及び試験
8.月次点検の実践
まずは点検の必要性など、基本的なことから始まります。
電気設備が安全に使用できるように電気主任技術者は監督していく必要があります。
電気設備は、長い間放置してしまうと安全ではなくなってしまいます。
電気の事故を未然に防ぐためにも、定期的な点検を行うのです。
その点検にもいくつか種類があります。
点検の種類は、講習の中で使用されたテキスト一部でご紹介します!

今回はこの中の『月次点検』をピックアップ!
外部委託の電気主任技術者が行う月次点検を想定した講習内容です。
選任の電気主任技術者が行う月次点検と、外部委託の電気主任技術者等が行う月次点検は同一ではありません。
選任の電気主任技術者は、原則事業所に常駐しており、1か月の間に保安規程で定められた点検の内容を行っています。
外部委託の電気主任技術者等は毎月、隔月、3か月に1回などの点検頻度において、1回以上事業所に訪問して点検基準に沿った点検を行います。
2.高圧活線近接作業に注意!
月次点検とは、電気工作物の運転状態で行う点検、測定及び試験をいいます。
電気工作物の運転状態とは、すなわち停電せず通電した状態のこと。
通電した状態の電気設備は、大変危険です。
基本的に高圧充電部に近づかないこと、高圧充電部との安全な距離を知っておくこと、その距離が保てない場合の処置の方法など・・・
命を守るため、事故を起こさないために、点検前の心構えをしっかり心に留めておきましょう。
無理をせず、作業が困難な場合は作業をしない判断も重要だと、あきら博士が何度も繰り返していました。
月次点検の講習は、点検頻度や測定などに進みます。

点検で確認すること以外にも、事前に用意しておくもの、手配しておくことなどを教えてもらいます。
前回までの定期点検報告書に目を通しておく、異常の有無やお客様からの要望などを確認する、などもありました。
このような事前の準備は、電気主任技術者としてだけでなく社会人としても身につけたい習慣ですね。
事前の準備が整いましたら、いよいよ当日を迎えます。
そしてここからは、担当者(お客様)とのやり取りを再現する形式で進むのです!
3.こんにちは、あきら電気管理事務所のあきらです
月次点検の当日、お客様の電気設備へ訪問しますが、訪問の時のお客様とのやり取り・・・なかなか想像つかない方も多いのではないでしょうか。
また、これまで月次点検で訪問していたけれど、やり方は間違っていないだろうかと不安な方もいらっしゃるのではないでしょうか。
今回の講習が、お客様とのやり取りの参考のひとつになると思います。
あきら博士の講習は、実際のやり取りを再現しながら実践が始まりました!
あきら電気管理事務所のあきら博士は、担当の水島さんのもとへ月次点検のために訪れます。
こんにちは、あきら電気管理事務所のあきらです。
今日は電気設備の定期点検でお伺いしました。
担当の水島さまをお願いします。
以前の私もそうですが、電気にあまり詳しくない人は、【月次点検】が何なのかもわからないと思います。
「電気設備の定期点検で」と話している辺りにあきら博士の思いやりを感じますね。

ちょっとしたアドリブもありつつ、点検が始まります。
引込部分の点検から始まり、キュービクル点検へ進みます。
キュービクル扉の開け方、固定の方法など、基本的なことからしっかりと説明してくれました。
どの点検も、カフェジカにある本物の電気設備を使用して行います。

事前に準備していたことが、ひとつずつ実践されていきます。
言葉だけではなかなかイメージできない部分が、あきら博士の実践で具現化していきます。
終盤は電気使用者さんへ電気の使用状況などを聞いたり、報告書を作成して手渡したり、ご挨拶もあり・・・脚本が細かいです!
実際の点検訪問を見ている気分になりました。
最後は、あきら博士のこの言葉で講習は終了です。
電気主任技術者は職務だけではなく、お客さまとの対応でも誠実であることが大切です。
4.講習後の皆様からのお声
点検の一連の流れがよくわかったので大変参考になりました。
掛け合いが臨場感があってよかったです
実際の月次点検にのっとった進行でとてもわかりやすかったです。
月次点検のリアルな掛け合いが好評でした。
実際に経験しないとわからないことですものね。
月次点検のリアルを知る、電気主任技術者が知るべき月次点検(外部委託・実演編)は、いよいよアーカイブ動画となって販売されます!
電気主任技術者が知るべき月次点検(外部委託・実演編)
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電気主任技術者の実務学習
今回は、外部委託の月次点検に関する講習でした。
外部委託の場合は、常駐してない現場になります。
それ故に、なかなかすぐに確認できないことが起きたり、電気使用者の方々と接する時間が少なかったりします。
事前に整えておくことで解決できることもありますので、今回の講習でイメージし、実務に活かしていただければ嬉しいです。
カフェジカは、今後も電験と実務をつないでいきます。
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最後までレポートをお読みいただき、ありがとうございました。
【筆者情報】
ひな X(旧Twitter)
電気保安業務していない電気素人
・R3年下期に電工2種、R5年に電験3種試験合格
「電気初心者+電験の視点から情報発信します!」







