ミズノワの電気通信 ピカリ!

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カフェジカとは?

  • 2021.03.22

「需要と供給のバランス」が崩れた電気主任技術者の世界

電気保安法人として働くことの出来る技術者の人材不足によって、
「需要と供給のバランス」が崩れ、下記の問題が浮き彫りとなりました。

・外部委託契約の依頼先を探すことが困難になった需要家の増加

極端に人手が不足する地域は、新設案件でさえ引き受け不可も起こり、
建物の売買などで再契約を求める設置者も、
「波及事故防止対策機器の更新が必須となる設備」には設備更新後の契約を案内する法人も出始めています。
  
これは、需要家の開拓が難しくなくなった電気管理技術者が、リスクが高かったり、点検環境が悪い需要家の点検を断りやすくなったことに起因します。

・高齢で過負荷状態で多数の顧客を抱える電気管理技術者の増加

電気管理技術者は、一人当たり33点の点数制度が設けられています。

年齢や技量に問わず、一人当たり同点数の中で制限を持ちながら電気保安管理をおこないます。
法人は高齢化が進んでいるにも関わらず、若手育成が思うようにいかないために、高齢技術者が多数の顧客を管理している状況です。

また、高齢で退職を検討しようも、担当顧客への後任技術者を用意できず、辞めたくでも辞めれない問題も市内を中心によく聞くこととなりました。

・技術知識が未収得な状態で点検へ回る技術者の増加

実務経歴を積んでいる方も、電気保安法人で働くスキルに関しては、ほぼ未収得状態な方が多いです。

また、点検については外注で、経歴を積んでくる方が大半であったりします。

保安法人は、早く点検業務を技術者に担当させることで収益となるため、
電気主任技術者の知識が未収得な状況でも点検業務での勤務開始となる例が少なくありません。

・孤独な選任電気主任技術者

 「電験持ってるだけで、設備のことを何でも詳しいと思われる」
「実際の設備の事は何も知らないので、今、主任技術者やっていることに危機感を感じている」
「2種の勉強をしているが、まわりに勉強している人がおらず、モチベーションが上がらない」
「基礎的なこと、今さら誰にも聞けない」
など…

外部委託ではなく、選任の電気主任技術者も、横のつながりが無いとの声が多いです。

・実務経歴を積みたくても積めない圧倒的大多数の電験取得者

「実務経験の積み方を知らない」
 「今のこの仕事が、実務経歴になるかどうかが分からない」
 「電気と関係のない仕事ばかりをさせられる」
 「会社の待遇が悪く、電験合格したと報告すると、
   責任だけを押し付けられる人が辞めていくのを何人も見てきたので、会社には言いたくない」
 「実務経歴書にハンコもらえない問題?そんなこと本当にあるんですか??」
など、電験を取得してもそこからの道が見えにくいために
このような声が多くあがります。

・実務を積み終え、退職時に実務経歴書への捺印頂けない問題の頻出

会社と喧嘩別れのような退職になった場合、実務経歴書に捺印を押してくれないという問題があります。

現行の法律では、実務経歴書へ押印を要する法令は無く、
企業側も、退職する方へ「代表印」の押印手続きが面倒でもあることから、
稟議が企業側で止まってしまうことも。

セカンドキャリアを形成する重要な事項であるため、裁判を起こしたという例は耳にしましたが、それでも捺印取得に至った成功事例はほとんどありません。

・電験の求人情報で転職をしたが、実務経歴を積める仕事に就けなかった方が多い問題

多くの有名転職エージェントは「電験を持つ人材」を求める企業と「電験を持つ求職者」のキーワードだけを結びます。

そのため、なかには設備管理の業務を行えない転職先であったということもしばしば。
「意味のない転職をした」
「転職に失敗をした」との声もよく聞きます。

そんな問題を解決するための空間、カフェジカ

電気保安法人の中で長く務めてきた水島が、
電気技術者が気軽に交流が出来て、
法人の垣根を超えた横断的な空間を作ろうと考えました。

また、電験転職で、実務経歴を積めないという問題を解消すべく、
実務経験を積める企業だけを取り扱う転職エージェントを作ろうと決意。

2019年、電験に特化した職業紹介事業を立ち上げ、
同年、電気主任技術者が集まるカフェ、Cafe自家用電気(カフェジカ)をOPEN(予約制)
現在は予約制と、毎週土曜日に店舗をOPENしています。

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